張緑水(チャン・ノクス)の悲しき最後|欲望のままに生きた悪女の人生

この記事では、暴君として有名な朝鮮王朝第10代王・燕山君の側室、張緑水(チャン・ノクス)についてまとめています。

・張緑水ってどんな人?
・悲しき最期ってどんな最期だったの?
・張緑水が登場するドラマは?

ゆき

こんな疑問に応えていくよ!

張緑水は、暴君として名高い第10代王・燕山君の側室だった女性です。

元々の生まれは極度に貧しく、生活のために娼婦になったこともありました。

貧しい生活から抜け出すために、どんなことでもやり抜く強い上昇志向をもった女性に待ち受けていた最期とは一体どのようなものだったのでしょうか。

この記事で分かること
・張緑水のプロフィール
・張緑水の生涯ストーリー
・張緑水が登場するドラマ作品一覧

張緑水(チャン・ノクス)のプロフィール

ソン・ウンソが演じる張緑水
姓名張緑水(チャン・ノクス)
生没年出生不詳〜1506年9月2日
配偶者第10代王・燕山君
妓生(前職)
ゆき

張緑水は貧しい育ちながらも、王族に抱えられた奴婢と結婚して、最下層の身分とはいえ生活が保障されていたの。衣食住に困ることなく生活が送れることは当時の張緑水からしたらかなりいい条件だったと思うわ。でも、彼女はそこで満足することはできなかったの。

豆知識①奴婢とは
朝鮮王朝時代の身分制度は上から順に、王族、両班、中人、常民(良民、平民)、賎民(奴婢・白丁)と分けられていたの。賎民が最下層の民で奴婢の“奴”は男性、“婢”は女性を意味しているそうよ。“奴婢”は、物と同じく売り買いの対象とされていて、王族や両班の所有物として扱われていたの。賤民の中でも奴婢は身分の格上げの可能性が稀ではあるけどあったそうなの。それに比べて白丁は一生涯そのままで、奴隷でもなく人間扱いされない存在として主に、肉食処理に従事していたのよ。

ゆき

張緑水は奴婢の夫との間に息子を産んでいたんだけど、さらに上に行くために夫のもとを逃げ出して妓生(宴会で歌と踊りを披露する女性)になったの。彼女には歌と踊りの才能があって、みるみるうちに身分の高い男性たちの間で引っ張りだこになったそうよ。

ひろき

家族を捨てて妓生に・・・。よっぽど上の暮らしに憧れていたんだね。男性に人気ってことは張緑水も張禧嬪みたいに美人だったの?

ゆき

美人、と言うよりかは童顔だったみたいよ。すでに30歳を過ぎていたんだけど10歳も年下に見られるほどだったんだって。そこに目を付けたのが暴君として名高い第10代王・燕山君だったのよ。平穏な時代であれば王が妓生を呼びつけて宴会なんてあり得ない話なんだけどね。それだけ王が自堕落な生活を送っていた世の中だったの。

ひろき

張緑水にとってみたら自分の暮らしを引き上げてくれる最高の王だった、ってわけだね。

ゆき

そうなの。朝鮮王朝前期では王が側室を10人近く持つことが当たり前だったから、張緑水もその一人になった、って訳よ。それからというもの、張緑水は燕山君と一緒に、国家の財宝を空にするほど贅沢な暮らしに溺れたの。

ひろき

夢にまで見た世界だもんね。でも国民の生活は困窮していたんだろうね。

ゆき

その通りよ。でも、贅沢三昧の日々は長くは続かなかったわ。燕山君が国民からの反感を買ってクーデターにあったの。王の座から引きずり下ろされて厳しい処罰を受けることになったの。

ひろき

まさしく”悪は裁かれる”だね。張緑水はどんな裁きを受けたの?

ゆき

張緑水は特に国民からの憎悪の対象になって、首を切られて、尚且つその遺体は市中の賑やかな場所にずっとさらされていたそうよ。遺体に向かって唾を吐く人や石を投げる人が相次いで、石塚ができた、とも言われているわ。

ひろき

想像しただけでゾッとするね・・・。相当恨まれる存在だったんだね。

ゆき

もしもあの時、奴婢の夫と生まれた息子と生きていくことを選んでいたらこんな最期にはならなかっただろうにね。張緑水っていう清らかな名前のイメージからは想像も付かないような泥水のような最期になってしまったわね。

張緑水(チャン・ノクス)が登場するドラマ作品一覧

ドラマ名役名
王妃チャン・ノクスパク・チヨン
王と妃ユニ(イ・ヘリョン)
王と私オ・スミン
インス大妃チョン・ソミン
逆賊 -民の英雄ホン・ギルドン-イ・ハニ
7日の王妃ソン・ウンソ

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