丁若鏞(チョン・ヤギョン)とは?功績・流刑・登場ドラマを解説

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・丁若鏞ってどんな人?
・どんな業績を残したの?
・丁若鏞が登場する作品は?

なつき

こんな疑問に答えていくよ!

各ドラマで正祖のブレインとして登場する丁若鏞。

一体、彼は生涯でどれだけ多くの業績を残し国の発展に寄与したのでしょうか。

そこで今回は、「丁若鏞(チョン・ヤギョン)とは?功績・流刑・登場ドラマを解説」と題し、丁若鏞の一生について一緒に見ていきましょう。

目次

丁若鏞(チョン・ヤギョン)とは?功績を先に整理

丁若鏞は「茶山(タサン)」の号で知られる、朝鮮後期を代表する実学者・改革思想家です。正祖のもとで官僚として働き、技術・行政・法律の分野で実用的な改革を考えました。

確認点要点
生涯1762年生まれ、1836年没。号は茶山。南人系の家に生まれ、正祖時代に文官として活躍しました。
正祖時代の功績漢江の舟橋建設や水原華城の設計に関わり、暗行御史として地方行政も調査しました。
18年の流刑1801年の辛酉教難後、長鬐を経て全羅道・康津へ流されました。1818年に釈放されるまで研究と著述を続けました。
代表的な著書国家制度を論じた『経世遺表』、地方官の心得をまとめた『牧民心書』、刑事裁判を扱う『欽欽新書』が代表作です。
何がすごい?政治・経済・社会・技術を横断して改革案を示し、生涯で500巻を超える規模の著述を残したとされます。

丁若鏞が仕えた王は22代王・正祖です。正祖の家族と政治背景は思悼世子恵慶宮洪氏の記事、ドラマでの描かれ方は『イ・サン』のキャスト・登場人物で確認できます。

丁若鏞と正祖時代を理解する関連記事

丁若鏞は正祖の時代に活躍した実学者で、改革志向の強い政治や学問と深く関わりました。正祖、洪国栄、朝鮮王朝後期の流れをあわせて読むと、丁若鏞がなぜ重要人物として語られるのかが理解しやすくなります。

丁若鏞(チョンヤギョン)のプロフィール

姓名丁若鏞(チョンヤギョン)、雅号・茶山(タサン)
生没年1762年8月5日〜1836年4月7日

豆知識①雅号(ガゴウ)とは
文人・画家・書家などが、本名以外につける風雅な名前のことで、今で言うアーティスト名や芸名のようなもの。「茶山(タサン)」という名は、丁若鏞が島流しにあった時代に10年ほど住んでいた家の近くにたくさんの茶葉が育っていたことから付けたと言われている。彼の学術業績のほとんどがそこで行われた。

略年表

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1762年誕生。本貫は全羅道の羅州。
1783年科挙の臨時試験に合格。
1793年華城の設計手引書を作成(完工は1796年)、暗行御史として地方を巡察。
1801年辛酉迫害(シニュパケ)の巻き添えで配流となる。
1818年配流から解放され研究と執筆に励む。
1836年75歳で死去。
引用:韓国時代劇で学ぶ人物大辞典

分かりやすく解説

なつき

丁若鏞は京畿道・マヒョンで南人(ナミン)の学者の家に生まれたわ。幼い頃から優秀で、20歳の頃に科挙の臨時試験に合格して成均館(ソンギュングァン)に入学したそうよ。

はると

成均館ってよくドラマで見るところだね!

なつき

ええ。朝鮮時代の最高の教育機関よ。丁若鏞はそこで頭角を現して第22代王・正祖の目に留まり重用されるようになるの。高級官僚登用試験(大科)に5回目で次席合格すると学術研究機関・奎章閣(キュジャンガク)の文臣になって正祖を補佐するようになったんだって。

豆知識②奎章閣(キュジャンガク)とは
朝鮮王朝時代に、学術の振興と親衛官僚育成のために建てられた王室図書館で、歴代王や王室の各種文書や記録、中国の文献、朝鮮の古文書などを収蔵管理し、修復なども行っていた。

はると

5回目で合格か〜。優秀なだけでなく、かなりの努力家だったんだろうね。正祖が信頼を置くのも分かるね!

なつき

世界遺産にも登録されている水原華城(スウォンファソン)の建設も任されたのよ!伝統工法に加え、西洋の近代工法も導入した設計図を作成したんだって。

なつき

華城建設後は、王名を受けて暗行御史(アメンオサ)となり地方官吏の不正摘発に努めたわ。でも、正祖が急死すると天主教(カトリック)信者の大量迫害事件「辛酉迫害(シニュパケ)」が起き、兄や親族の天主教との関わりを理由に丁若鏞も連座し、長鬐を経て全羅道・康津へ流刑となったの。

はると

このカトリック教の弾圧知ってる!確か、貞純(チョンスン)王后が関与してたよね!?

なつき

その通りよ。この弾圧では多くの人が処刑・流刑となったと伝わるわ。丁若鏞はそこから約18年もの間、配流生活を送ったそうよ。その間に民衆の生活を観察し、官僚が守るべき心得を記録した「牧民心書(モンミンシムソ)」や国政改革について示した「経世遺表(キョンセユピョ)」などを執筆したそうよ。

なつき

刑を解かれた後も、官職復帰の誘いを断って故郷で研究と執筆に没頭したんだって。75歳でこの世を去るまで500巻あまりの著述を残しているわ。

丁若鏞(チョンヤギョン)が登場する主な作品

ドラマ名役者名
牧民心書 〜実学者チョン・ヤギョンの生涯〜(00)キム・ハクスン
イ・サン(07〜08)ソン・チャンウィ
正祖暗殺ミステリー8日(07)パク・ジョンチョル
チョン・ヤギョン 李氏朝鮮王朝の事件簿(09〜10)パク・ジェジョン
トキメキ⭐︎成均館スキャンダル(10)アン・ネサン
雲が描いた月明り(16)アン・ネサン
なつき

演技派俳優アン・ネサンは、「トキメキ⭐︎成均館スキャンダル」と「雲が描いた月明り」の両作品で丁若鏞に扮していて、若者たちに指南する姿はまさにハマリ役よ!!

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