・正祖の血を引く最後の王様ってどんな人物だったの?
・憲宗が登場する作品は?

こんな疑問に答えていくよ!
最年少で即位した朝鮮王朝第24代王・憲宗。
垂簾聴政をはじめとする外戚からの政権掌握に悩まされた挙句、22歳という若さでこの世を去った憲宗の生涯とは一体どのようなものだったのでしょうか。
そこで今回は「【朝鮮王朝24代】憲宗(イファン)|正祖の血を引く最後の王」と題し、ご紹介していきます。
目次
憲宗(ホンジョン)/李烉(イ・ファン)のプロフィール


姓名 | 李烉(イ・ファン) |
生没年 | 1827年9月8日〜1849年7月25日 |
親族 | 父:孝明世子 母:神貞王后(趙氏) 妻:孝顕王后(金氏)、明憲王后(洪氏)他 |
憲宗を分かりやすく解説



わずか7歳で即位したんだけど、病弱で22歳で逝去してしまっているの。第23代王・純祖の孫で、15歳まではおばあちゃんが摂政していたのよ。



李家は病気がちな人が多いような印象だね…。幼くして王様になると大体おばあちゃんが摂政するよね。憲宗の時代はどんなことがあったの?



勢力争いは相変わらずで、むしろ激しくなっていたわ。そして、この頃から身分の秩序と封建制度(一国の君主が家臣に領地を与え、その見返りとして家臣は君主に年貢を納めたり、軍事協力をする)の崩壊が始まったと言われているの。



なんで崩壊していったの?



外戚による民を顧みない政治や、忍び寄る外国勢力に国民が疲弊し未来を憂えるようになったからよ。さらに、長引く水害や疫病で人々は苦しみ、先代より弾圧の対象となっていたカトリック教に救いを求める民も急増したの。



朝鮮王朝は確か27代目までだったよね。朝鮮の終わりがいよいよ迫ってきているんだね。
憲宗(ホンジョン)/李烉(イ・ファン)の登場する主な作品
作品名(映画) | 役者名 |
『風水師 王の運命を決めた男』(18) | イ・ウォングン |
『王の預言書』(18) | チョン・ヘイン |