【朝鮮王朝2代】定宗(イバングァ)|穏やかな性格で争い事を嫌う王

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・定宗ってどんな人物だったの?
・関連する重要人物は誰?どんな人だったの?

なつき

こんな疑問に答えていくよ!

朝鮮王朝2代目の王として知られる定宗(イバングァ)。

韓国時代劇ドラマ『六龍が飛ぶ』を見たことがある人は、イバングァの為人(ひととなり)がイメージできますよね。史実でも実際にそのような人物なのでしょうか?

そこで今回は、「【朝鮮王朝2代】定宗(イバングァ)|穏やかな性格で争い事を嫌う王」と題し、定宗についてわかりやすく解説します。

目次

定宗(チョンジョン)/李芳果(イ・バングァ)のプロフィール

イ・バングァ
姓名李芳果(イ・バングァ)のちにイ・ギョンに改名
生没年1357年7月18日〜1419年10月15日
親族父:初代王・太祖
母:神承仁順聖神懿王后(安辺韓氏)

定宗をわかりやすく解説

はると

イ・バングァは2代目の王だね。

なつき

そう。彼はもともと温厚な性格で王になる意志は持っていなかったの。でも、腹違いの兄弟たちが王の座を巡って反乱を起こし異母弟を殺害し、太祖の長男はすでに亡くなっていたことから、次男のイ・バングァが王位に就くことになったの。

はると

自分の意思とは反して王にならざるを得なかったんだね。

なつき

イ・バングァは王になって、政治と軍事力を切り離したり様々な改革を行なったんだけど、実際には背後に弟で五男の芳遠(バンウォン)の指示があったとされているわ。

はると

それってつまり、実際には弟の芳遠が実権を握っていたっていうこと?

なつき

そういうことね。弟の権力に怯え、身の危険を感じたイ・バングァは王に就いてわずか2年2ヶ月で芳遠に譲位したのよ。

はると

王様になるって大変なことなんだね。

定宗(チョンジョン)/李芳果(イ・バングァ)のドラマ作品

作品名(ドラマ)役者名
『太宗大王』イ・ヨンフ
『龍の涙』テ・ミニョン
『大王世宗』ノ・ヨングク
『大風水』オ・ヒジュン
『鄭道博(チョン・ドジョン)』イ・テリム
『六龍が飛ぶ』ソ・ドンウォン
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