【朝鮮王朝23代】純祖(イゴン)|垂簾聴政と勢道政治に悩まされた王

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・純祖の登場する作品が知りたい!
・関連人物は誰?

なつき

こんな声に応えていくよ!

幼くして王位に就き、垂簾聴政と勢道政治に悩まされた純祖。

そんな純祖を支配していたある1人の女帝の存在とは…?

そこで今回は「【朝鮮王朝23代】純祖(イゴン)|垂簾聴政と勢道政治に悩まされた王」と題し、ご紹介していきます。

目次

純祖(スンジョ)/李玜(イ・ゴン)のプロフィール

姓名李玜(イ・ゴン)
生没年1790年7月29日〜1834年12月13日
親族父:第22代王・正祖
母:綏嬪朴氏
養母:孝懿王后
妻:純元王后(金氏)、他
息子:孝明世子、他

純祖をわかりやすく解説

なつき

名君と呼ばれた正祖の後を継いだ純祖だったけど、即位当初はまだ11歳と幼く、祖父である第21代王・英祖の正妻、貞純(チョンスン)王后が代理で政治を取り仕切っていたの。でも、このおばあちゃんは”悪の女帝”って言われるほどで、自分の側近たちで要職を独占したり、正祖が進めた改革をことごとくつぶしてしまったりと、やりたい放題だったの。

はると

うわあ…。摂政が終わった後はどうなったの?

なつき

もちろん純祖は政治基盤の立て直しに注力したわ。でも息子の孝明世子の死をきっかけに王の外戚が権力を持つ勢道(セド)政治が激化して、その専横は第25代王・哲宗(チョルチョン)の時代まで続くことになったそうよ。

はると

名君であったお父さんの後を継いだだけに、おばあちゃんのやりたい放題の政治や、外戚に主導権を握られて思うように実績を残せなかった純祖はやりきれない思いだっただろうね…。

純祖(スンジョ)/李玜(イ・ゴン)のドラマ作品

作品名(ドラマ)役者名
『牧民心書〜実学者チョン・ヤギョンの生涯〜』(00)ユン・ジョングン
『商道サンド』(01〜02)チョン・ソニル
『イ・サン』(07〜08)イ・ジミン
『雲が描いた月明り』(16)キム・スンス
作品名(映画)
『スキャンダル〜永遠なる帝国〜』(95)ホン・ギョンイン
なつき

『雲が描いた月明り』の主人公イ・ヨンは、孝明世子がモデルとされているわ。つまりイ・ヨンの父親役(王)を演じたキム・スンスが純祖役ということね!

『雲が描いた月明り』について気になる人は、ドラマ紹介の記事も合わせて見てみてね!

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