・純祖の登場する作品が知りたい!
・関連人物は誰?
なつきこんな声に応えていくよ!
幼くして王位に就き、垂簾聴政と勢道政治に悩まされた純祖。
そんな純祖を支配していたある1人の女帝の存在とは…?
そこで今回は「【朝鮮王朝23代】純祖(イゴン)|垂簾聴政と勢道政治に悩まされた王」と題し、ご紹介していきます。
純祖の治世を3段階で整理
純祖(スンジョ/イ・ゴン)の時代は、幼い王に代わる垂簾聴政から始まり、王妃の実家など外戚が権力を握る勢道政治へ移っていきます。ドラマ『雲が描いた月明り』の背景も、この流れを知ると分かりやすくなります。
| 時期 | 政治の動き | 重要人物 |
|---|---|---|
| 1800〜1804年 | 11歳で即位し、貞純王后が垂簾聴政を行う | 貞純王后 |
| 1804〜1827年 | 純祖の親政が始まる一方、安東金氏を中心とする外戚の影響が強まる | 純元王后、金祖淳 |
| 1827〜1830年 | 孝明世子が代理聴政を行い、新しい政治基盤を築こうとするが早世する | 孝明世子 |
純祖は名君正祖の後を継ぎましたが、即位時の政治を担った貞純王后と、外戚政治の中心になった純元王后の影響を強く受けました。孝明世子をモデルにした物語は、『雲が描いた月明り』の人物解説で確認できます。
純祖(スンジョ)/李玜(イ・ゴン)のプロフィール


| 姓名 | 李玜(イ・ゴン) |
| 生没年 | 1790年7月29日〜1834年12月13日 |
| 親族 | 父:第22代王・正祖 母:綏嬪朴氏 養母:孝懿王后 妻:純元王后(金氏)、他 息子:孝明世子、他 |
純祖をわかりやすく解説



名君と呼ばれた正祖の後を継いだ純祖だったけど、即位当初はまだ11歳と幼く、祖父である第21代王・英祖の正妻、貞純(チョンスン)王后が代理で政治を取り仕切っていたの。でも、このおばあちゃんは”悪の女帝”って言われるほどで、自分の側近たちで要職を独占したり、正祖が進めた改革をことごとくつぶしてしまったりと、やりたい放題だったの。



うわあ…。摂政が終わった後はどうなったの?



もちろん純祖は政治基盤の立て直しに注力したわ。でも息子の孝明世子の死をきっかけに王の外戚が権力を持つ勢道(セド)政治が激化して、その専横は第25代王・哲宗(チョルチョン)の時代まで続くことになったそうよ。



名君であったお父さんの後を継いだだけに、おばあちゃんのやりたい放題の政治や、外戚に主導権を握られて思うように実績を残せなかった純祖はやりきれない思いだっただろうね…。
純祖(スンジョ)/李玜(イ・ゴン)のドラマ作品
| 作品名(ドラマ) | 役者名 |
| 『牧民心書〜実学者チョン・ヤギョンの生涯〜』(00) | ユン・ジョングン |
| 『商道サンド』(01〜02) | チョン・ソニル |
| 『イ・サン』(07〜08) | イ・ジミン |
| 『雲が描いた月明り』(16) | キム・スンス |
| 作品名(映画) | |
| 『スキャンダル〜永遠なる帝国〜』(95) | ホン・ギョンイン |



『雲が描いた月明り』の主人公イ・ヨンは、孝明世子がモデルとされているわ。つまりイ・ヨンの父親役(王)を演じたキム・スンスが純祖役ということね!
『雲が描いた月明り』について気になる人は、ドラマ紹介の記事も合わせて見てみてね!


純祖が登場・関連する韓国時代劇
純祖の時代背景は『雲が描いた月明り』を理解する手がかりになります。世子を中心にした宮廷ロマンスを見るときは、純祖と純元王后、勢道政治の関係もあわせて押さえると流れが整理しやすくなります。










