イサンは何代目の王様?実在した22代正祖の家系図・功績を解説

  • URLをコピーしました!

更新日:

イサンは実在した朝鮮王朝22代王・正祖(チョンジョ)の本名です。1776年に即位し、父・思悼世子の死を乗り越えて水原華城の建設や奎章閣を中心とした改革を進めました。

この記事では、イサンが何代目の王様なのか、英祖・思悼世子・恵慶宮洪氏につながる家系図、主な功績、ドラマと史実の違いを分かりやすく解説します。

ドラマ『イ・サン』のキャスト・相関図をお探しの方は韓国ドラマ「イ・サン」キャスト・登場人物一覧で詳しく紹介しています。この記事では史実の正祖について解説します。

目次

イサンは何代目の王様?ドラマと史実を整理

イ・サンは実在した人物で、朝鮮王朝22代王・正祖(チョンジョ)の本名です。ドラマでは父・思悼世子の死を背負う世孫から名君へ成長する姿が描かれますが、史実の正祖も党派を越えた人材登用、学問振興、商業改革などを進めました。

項目史実の要点
人物本名は李祘(イ・サン)。1776年から1800年まで在位した朝鮮王朝22代王・正祖です。
家族祖父は英祖、父は思悼世子、母は恵慶宮洪氏。息子の純祖が23代王になりました。
主な功績奎章閣を中心に人材を育て、親衛軍の壮勇営を整備し、通共政策で一部商人の独占権を廃止しました。
水原華城父の墓を水原へ移し、1794年から1796年にかけて城郭と新都市を整備しました。

正祖の人生は、祖父の英祖、父の思悼世子、母の恵慶宮洪氏、息子の純祖をつなげて読むと理解しやすくなります。作品の人物関係はドラマ『イ・サン』のキャスト・登場人物も参考になります。

正祖(チョンジョ)/李祘(イ・サン)のプロフィール

姓名李祘(イ・サン)
生没年1752年10月28日〜1800年8月18日
在位期間1776年〜1800年
親族祖父:第21代王・英祖
父:荘献(思悼)世子
母:恵慶宮(洪氏)
妻:孝懿王后、宜嬪成氏、他
息子:第23代王・純祖(スンジョ)、他

略年表

スクロールできます
1752年荘献(思悼)世子と恵慶宮・洪氏の次男として誕生する。
1759年世孫(孫の王位継承者)に冊封される。
1762年荘献世子が死亡し、孝章(ヒョジャン)世子の養子になる。
1775年朝鮮王朝第21代王・英祖の代理摂政を行う。
1776年22代王に即位し、奎章閣(キュジャンガク)を設置する。
1794年水原華城の建設に着手する。(1796年に完工)
1800年48歳で亡くなる。
引用:韓国時代劇で学ぶ人物事典

正祖を取り巻く人物

正祖の関係人物

史実では

第21代王・英祖の孫で、思悼世子と恵慶宮洪氏の次男。8歳で世孫になり、父が米びつで非業の死を遂げると、夭逝した伯父・孝章世子の養子に入る。


1776年、英祖の死去とともに25歳で即位以降、正祖は文化政治を標榜し、政治・経済・文化・科学全般において優れた業績を残す。


英祖の蕩平策(タンピョンチェク)を引き継ぎ、党派を超越した人材登用を試み、外戚や老論勢力を排除し親政を目指す一方で、辛亥通共(シネトンゴン)を導入して商業の自由化を進め、暗行御史(アメンオサ)という密使を送って全国の政情や実情も調査させた。


また、文化事業の推進と学問を活性化させるため、学術研究機関である「奎章閣」を設置し、人材を育成し、実力で朝廷進出できる道を開いた。


旧習にとらわれない新たな朝鮮王朝を目指した正祖の思想は実学派と呼ばれた。


1796年には、父・思悼世子が眠る水原に華城を造り遷都を計画したが、1800年6月、突然病に倒れ49歳で死去した。彼の死については、政敵であった老論派の陰謀によるものだという説もある。

韓国時代劇で学ぶ人物大辞典

豆知識①蕩平策(タンピョンチェク)とは
英祖が党争をなくすために、党派間の政治勢力の均衡をはかった政策のこと。

豆知識②辛亥通共(シネトンゴン)とは
もともと朝鮮時代の商業は国が公認した市廛(シジョン)と呼ばれる商人しか商いができず、独占販売権により結託した市廛は価格を吊り上げ利益を貪っていた。しかし、農村より都市部に人が流入してくるようになると需要に対する供給量が不足し、非公認の違法な商売人である乱廛(ナンジョン)が安値で商売をするようになった。それにより、市場を独占していた市廛が不満を抱き、両者の対立が激化してしまった。そこで、一部の市廛を残して、他の市廛の専売権を廃止することで商業の自由化を推し進めた

ドラマでは

なつき

日本ではイ・ソジンが演じた『イ・サン』で一気に正祖が有名になったわよね。このドラマ以降、聖君としての正祖のイメージが定着したそうよ。

はると

僕も見たよ!あれは何度見てもいいよね〜。他のドラマではどんな風に描かれているの?

なつき

『風の絵師』では父の復権を願う正祖が、思悼世子の肖像画を探させるエピソードが描かれているわ。

なつき

『トキメキ☆成均館スキャンダル』では、党派にとらわれない新しい国政を目指して若者に期待する理想の指導者として登場するわ。

正祖の豆知識

世界遺産にも認定された水原華城は父・思悼世子が眠る夢の理想郷!

水原華城は正祖が、父・思悼世子の墓を水原に移すとともに、旧態依然とした首都・漢城(ハンソン)では理想郷がつくれないと考え、新都市を建設するために築いた城です。華城は当時の最先端技術を集約した造りとなっており様々な施設や頑強な軍事要塞基地としての役割もありました。建城は信頼していた丁若鏞(チョンヤギョン)に任ています。

正祖(チョンジョ)/李祘(イ・サン)の登場する主な作品一覧

作品名(ドラマ)役者名
王道(91)カン・ソク
大王の道(98)アン・ソンテ
洪國榮<ホン・グギョン>(01)チョン・ジェゴン
イ・サン(07)イ・ソジン
風の絵師(08)ペ・スビン
トキメキ☆成均館スキャンダル(10)チョ・ソンハ
ペク・ドンス(11)ホン・ジョンヒョン
秘密の扉(14)イ・ジェフン
赤い袖先(21)ジュノ
作品名(映画)
王の涙ーイ・サンの決断ー(14)ヒョンビン
王の運命〜歴史を変えた八日間〜(15)ソ・ジソブ

正祖が登場・関連する韓国時代劇

正祖はドラマ『イ・サン』の主人公として描かれる人物です。父・思悼世子、母・恵慶宮、祖父・英祖との関係を押さえると、王位継承と改革の背景が分かりやすくなります。

目次