【朝鮮王朝25代】哲宗(イビョン)|農民から突然王になった青年

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・哲宗(イビョン)はどんな王さまだったの?
・字が読めない王様って聞いたけど本当?
・哲宗の血筋はどこからきたの?

なつき

こんな疑問に答えていくよ!

第22代王・正祖の弟・恩彦君(ウノングン)の孫で、元々農民だった李昪(イ・ビョン)。

王族だったにも関わらず、なぜ農民へ没落してしまったのでしょうか?
また、なぜ農民から再び王へ上り詰めることができたのでしょうか?

この記事では、「【朝鮮王朝25代】哲宗(イビョン)|農民から突然王になった青年」と題し、イ・ビョンについてわかりやすく解説します。

目次

哲宗(チョルチョン)/李昪(イ・ビョン)のプロフィール

姓名李昪(イ・ビョン)
生没年1831年7月25日〜1864年1月16日
親族父:全渓大院君
母:龍城府大夫人(廉氏)
妻:哲仁王后(金氏/永恩府院君 金文根の娘)、他

哲宗をわかりやすく解説

なつき

第22代王・正祖の弟、恩彦君(ウノングン)の孫よ。第24代王・憲宗に世継ぎがいなかったから、宮廷に呼ばれて即位したんだって。

はると

だいぶ、王から遠い家系のようだけど…。
そもそも農民から王になった、ってどういう意味?

なつき

第24代王・憲宗が亡くなったときに、王宮で絶大な権力を握っていたのが憲宗の祖母である純元(スヌォン)王后だったんだけど、彼女は真っ先に、自分と一族が政治的影響力を維持できる方法を考えたの。

その結果が、没落し農民として生活していたイ・ビョンだったのよ。彼は、字もまともに読めなかったらしいわ。

はると

字の読めない王様…。想像もつかないね。生活が180度変わったわけだ。

なつき

そうなの。だから、純元王后が垂簾聴政を行なって自らの権力を維持したそうよ。

即位して3年後にはイ・ビョン自らで政治を行なったんだけど、外戚による勢道政治がはびこっていて存在感を出せないまま彼の時代は終わってしまったの。

哲宗(チョルチョン)/李昪(イ・ビョン)のドラマ作品

作品名(ドラマ)役者名
『Dr.JIN』キム・ビョンセ
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